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概要

ようこそ,谷口研究室ホームページへ! このページでは,研究テーマ・成果などを紹介しています. ただ今,来年度の卒研生募集中です!

研究室では,量子効果や揺らぎが顕著になる低次元系の量子物性について研究しています. 主な研究対象であるヘリウムは,強い量子効果のため絶対零度まで液体として存在し, 低温で超流動(粘性が消失し,抵抗なく流れることができる)という非常に不思議な 現象を示します.このヘリウムを平坦な基板に吸着させたり,ナノチューブのような微小空間に 閉じ込めると,低次元系特有の大きな揺らぎのため,奇妙な超流動応答が現れます. この奇妙な超流動応答を解明すべく,以下のような課題に取り組んでいます.

  • ナノ細孔中ヘリウムの超流動の1次元極限における振る舞い
  • 1次元ナノ空間を組み込んだ微小超流動計(共振器)の開発
  • 加圧によって引き起こされる超流動量子相転移

測定手法は,捩れ振り子,超音波,水晶マイクロバランス,MEMS,SEM,比熱,圧力など 多様です.これらの測定系は基本的に自作し,希釈冷凍機に設置して 測定を行っています.

超流動研究で蓄積した,微弱な力学的応答の検出技術(特に 超音波,水晶マイクロバランス)を応用して,吸着膜の界面摩擦の研究も 行っています.

最近の研究成果

NEWS & TOPICS

  • 2026.04新たに山田裕介君,龍村俊太郎君が卒研生として加わりました.
  • 2026.03日本物理学会(オンサイト)で川口さんが『配向性多孔質膜中4He の超流動の音叉型水晶振動子による観測III』というタイトルで発表しました.
  • 2025.11.13来年度の卒研生大募集中!
  • 2025.09日本物理学会で笠原大誠君が『3He吸着膜の界面摩擦の準安定状態』というタイトルで口頭発表しました.
  • 2025.08.12谷口が低温物理国際会議(LT30, Bilbao Spain)で招待講演をしました.
  • 2025.04新たに姫路啓太君,吉永礼四郎君,白旗寛大君が卒研生として加わりました.
  • 2025.03日本物理学会(オンサイト)で谷口が『ナノ細孔中4He の超流動の音叉型水晶振動子による観測』というタイトルで発表しました.
  • 2024.09.11テネシー大学のAdrian Del Maestro先生が研究室を訪問され,擬1次元系の超流動について議論しました.
  • 2024.09日本物理学会で小坂君が『配向性多孔質膜中4He の超流動流速の圧力依存性』というタイトルで発表しました.
  • 2024.07.26谷口が量子流体固体国際会議(QFS2024, Jacksonville, USA)でポスター発表"Potential flow of "superfluid" 4He through a nanometer-sized channel"をしました.
  • 2024.04新たに川口美玲さん,越谷崚平君,松澤優斗君が卒研生として加わりました.
  • 2024.03日本物理学会(オンサイト)で黒澤君が『配向性多孔質膜中4He の超流動の音叉型水晶振動子による観測IV』というタイトルで発表しました.
  • 2023.09日本物理学会で栗原正怜君が『配向性多孔質膜中4Heの超流動のねじれ振り子による観測』というタイトルで口頭発表しました.
  • 2023.08.08谷口が量子流体固体国際会議(QFS2023, Manchester, U.K.)で招待講演をしました.
  • 2023.04新たに富田大貴君,小坂啓介君,徳山大悟君が卒研生として加わりました.
  • 2023.02.13物理工学プログラムの卒業論文発表会が行われ,2人の卒研生鈴木舜君と夛喜信之輔君が発表しました.夛喜信之輔君が優秀賞に選ばれました.
  • 2023.02.07物理工学プログラムの修士論文発表会が行われ,M2の金子愛莉さんが発表しました.
  • 2022.09.14日本物理学会(オンサイト)で金子さんが『配向性多孔質膜中4He の超流動の音叉型水晶振動子による観測III』というタイトルで発表しました.
  • 2022.08.27International coference on ultra low temperature physic(ULT2022)@Otaru にて "Superfluid measurements of 4He confined in a nanochannel by 100 and 32 kHz tuning forks"について講演.
  • 2022.08.22International conference on Low Temperature Physics (LT29)で金子さん,黒澤君,栗原君,谷口が発表しました.黒澤涼君がBest Poster Awardに選ばれました.
  • 2022.04新たに鈴木舜君,夛喜信之輔君が卒研生として加わりました.
  • 2022.03日本物理学会(オンライン)で谷口が『1次元ナノ細孔中4Heの超音波・ねじれ振り子同時測定』というタイトルで口頭発表しました.
  • 2022.02物理工学プログラムの卒業論文発表会が行われ,3人の卒研生太田也真人君,黒澤涼君と栗原正怜君が発表しました.黒澤涼君が優秀賞に選ばれました.
  • 2021.09.20日本物理学会(オンライン)で谷口が『配向性多孔質膜中Heの超流動流の観測』というタイトルで発表しました.
  • 2021.08.13International conference of quantum fluids and solids (QFS2021)で金子さんが"Tuning fork measurements of 4He confined in an oriented porous membrane"というタイトルで発表しました.
  • 2021.04新たに太田也真人君,黒澤涼君,栗原正怜君が卒研生として加わりました.
  • 2021.02.15物理工学プログラムの卒業論文発表会が行われ,2人の卒研生久保虎太郎君と金子愛莉さんが発表しました.
  • 2021.02.08物理工学プログラムの修士論文発表会が行われ,M2の鈴木真澄君が発表しました.
  • 2020.09.14日本物理学会(オンライン)で谷口が『配向性多孔質膜中Heの超流動の音叉型水晶振動子による観測』というタイトルで発表しました.
  • 2020.04新たに金子愛莉さん,久保虎太郎君が卒研生として加わりました.
  • 2020.03.14日本物理学会(オンライン)でM1の鈴木真澄君が『配向性多孔質膜中Heの超流動の測定Ⅱ』というタイトルで口頭発表しました.
  • 2020.02.14電気通信大学 情報理工学域 Ⅲ類卒業論文発表会が行われ,名古屋亮人君が優秀賞に選ばれました.
  • 2019.11.19令和2年度の卒研生募集中.興味のある方は,11月22,23,24日13:30~研究室を公開していますので,どうぞ見学にいらしてください.
  • 2019.08.10International conference on quantum fluids and solids(QFS2019)@Edmonton にて "Ultrasound and heat capacity study of 4He films on mesoporous silica"について招待講演.